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韓国語の横道

スクールや学校では学べない(?)横道にそれまくった韓国語学習ブログ

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韓国に留学していたときの話です。

風邪をひいた。くしゃみ、鼻水、発熱のフルコースで。
くしゃみのしすぎ(?)と鼻水、乾燥した空気のせいでのどが痛い。ご飯を食べるのもつらい。

こんなときはうがいが一番!とおもったが……イソジン持ってくるの忘れた。

「うがい薬って、韓国語で何やったっけ?가글가글(ガグルガグル)だったかな?」

念のため友達に聞いて確かめた。

「のど痛いときに、口あらうやつ、ゴロゴロって。あれ、ガグルガグルでいいの?」
「うん、そうだよ。가글액(ガグル液)っていえばいいよ。」

韓国のうがい薬を試すいいチャンス、と思って薬局に行った。

「すいませーん、ガグル液ください。」

薬局のおじさんは、水色透明の液の入ったビンをくれた。

(これは・・・もしかして「モ××ミン」では?!)

いぶかしがっている私に、おじさんは
「のど痛いんでしょ?これでガラガラってやればいいよ。みんな使ってるよ。」
と、勧めてくれた。

「これでガラガラってするの?」

上を向いてうがいするしぐさを見せたら、おじさんはそうだと頷いた。

……どうみてもうがい薬には見えなかったけれど、2000ウォンだったので試してみることにした。
藁にもすがりたいくらいのどが痛かったのだ。

さっそく家に帰って意気揚々とうがいした。

「ガラガラガラ・・・・・・ギャー!!!

痛い。かなり痛い。

これほんとにうがい薬?オヤジ、だましたな!?
これなら水でうがいしたほうがよっぽどましだぞ。
韓国人は本当にこれでうがいをしているのか?!

おかしいと思ってよくよく見たら“虫歯予防・口臭除去”とあった。

・・・うがい薬ちゃうやん!

イソジンを持ってこなかったことを猛烈に後悔した。

もううがい薬には頼れない、ここは民間療法だ。

小さいとき、のどが痛くなるとよく作ってもらった「大根水あめ」しかない。
そう思って下宿のアジュマのところに行った。

「大根と水あめある?日本でのど痛いときによく食べたから、作ろうと思って。」
「大根?そんなのだめよ。韓国では梨と水あめを煮て食べるのよ。」

「もっとひどくなったら病院にいかないといけないかな?」
「韓国でのど痛くて病院に行く人なんていないわよ。行っても注射打つだけだし(注)。
 やめたほうがいいわよ。それより水をたくさん飲みなさい。」

韓国人がやめろというならやめたほうがいいに違いない。

……その後、アジュマの民間療法で無事治りました☆


(注)友達が中国で喉を腫らしたときは、喉に注射されたそうだ。韓国は……どこに?


****

韓国語では「うがい」と「口をゆすぐ」をあまり区別しないらしい(相方談)。

敢えて「うがい」というならば「목 구멍을 가셔내다(のどの奥をゆすぐ)」らしい。

のどを「ガラガラする」からって、音の似ている「가글액(ガグル液)」を買うと
こんなになってしまいますので、気をつけたほうが良いかもしれません(笑)

韓国語で「うがい液」にぴったりな表現って、ないんでしょうか?

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